いわゆる、口ゴボについて
セカンドオピニオン希望で来院された方から質問がありました。
『私の場合、この図のようになっているのでしょうか?』
その図は、【フェネストレーション】(歯根があごの骨の外に出てしまった状態)でした。
「○○さんの場合は違いますが、無理な歯列矯正でこうなってしまった方のセカンドオピニオンは何度かあります。」
「先生、そういうことをもっと伝えてあげてください!」と言われ、口ゴボが検索キーワードとしてかなり上位であることから、警鐘の意味を込めて書きます。
まず、第一に口ゴボってそんなに悪いことでしょうか?
私が成人歯列矯正を施術するときに、女性の方なら「木村拓哉さんや斎藤工さんの口元はどう思いますか?」男性の方なら「沢口靖子さん(科捜研の女)の口元は気になりますか?」と質問します。
ほとんどの方は「(デビュー前後の)歯並びが悪いころはともかく、今は全く気になりません。」とおっしゃいます。歯並びさえ整っていれば、ふっくらした口唇は情熱を表します。(薄い唇は冷酷さを含みます)
そもそも、Eラインという概念は、白人の側貌感をベースにしています。それにマッチするのは阿部寛さんや小雪さんのような彫りの深い顔立ちの人だけ。鼻が高く顎がしゃくれている白人の基準は美容整形をしなければ東洋人には無理、が前提です。微笑みの国、タイの人も、口ゴボになるのでしょうか?笑顔と白い歯並びはきれいで好印象です。次回は、口ゴボの各種治療方法の気になる点について説明します。
