医療法人M&Aの闇(やみ)!
私の父は、元国税庁(他の人には大蔵省と言いなさい、と言われていました)勤務でした。それゆえ、父の生前には税務について色々アドバイスを受けていました。
その中で、医療法人設立については、あまり良い顔をしませんでした。当時は一般的には、節税になる、信用度が上がる、などと言われていて、税理士やコンサルタントが盛んに設立のセミナーをやっていました。
現在も設立セミナーは開催されているようですが、どちらかと言うとM&A(閉院)の話が多く耳に入ってきます。
私の勉強仲間で、M&Aを私が教えてもらった当時、既に9社を買収している若者がいます。それゆえ、M&Aされる側は事業(技術やノウハウ)の継続だけで、経済的なメリットはほとんどないという現実を知っています。(流動資産が豊富、または伸び盛りの企業であれば別ですが)
さらに、医療法人は一般企業と違って引き継げるのは医師(歯科医師)限定で、譲渡益の課税額は株式譲渡の20%ではなく、何と49%!これでは、節税どころの話ではなく、納税の先送りにすぎません。
後継者がいない場合には、時間をかけて法人から個人事業に戻してM&A(閉院)することを強くお勧めします!(詳しい話がご希望の方は、閉院専門の私のビジネスパートナーにお繋ぎします)
私が医療法人にしなかった理由は全く別で、医療法人理事長(代表)は別の会社の社長にはなれないからです!
制限ばかり多くて窮屈な医療法人よりも、株式上場の夢がある株式会社に強く惹かれます。
先ほどの若者はこの春に上場を果たし、時価総額258億円だそうです。
医療は使命感、夢は別のところで見たい 佐藤達也
