歯科医師が家族や友に勧める歯科治療
本当のことを言えば、歯科医師だって人間です。
家族や友人に嫌われることなんかしたくないに決まっています。
歯医者の嫌なことワースト5を挙げると
①麻酔の注射が痛い
②歯を削るときの音が緊張する
③変な薬の臭いがする
④痛いと言っても止めてくれない
⑤治療期間が長すぎる
では、私が家族にした治療についてお話します。
①両親(家族の中では最も我慢してくれます!)
街の歯科医院の治療のやり直しからスタートしました。
根管治療を大学病院水準にすることがはじめの一歩。ここに、ものすごい時間が掛かりました。
次に銀歯やプラスチックを外して内側に残った虫歯をチェックしました。虫歯を取り切った後に金合金や陶材前装冠(メタルボンド)の歯を入れていきました。歯科技工士も厳選して、大学病院技工部推薦の人にしました。
2人とも、メンテナンスを欠かさず、最後までなんでも好きなものを食べて暮らせました。
②家族や友人
彼らは結構はっきり意見を言ってきます。街の歯科医院のやり直しからスタートして、予算の範囲で金合金、古くはメタルボンドここ15年ぐらいはセラミック、基本はブリッジではなくインプラントを入れています。
メンテナンスに通っているかどうかで耐久力に差が出ています。
③娘のこと
多くの男性にとって、娘は最愛の女性でしょう。
彼女は子供のころは虫歯だらけだったのですが、無理やり削って歯科治療恐怖症にしないために、削らない保存治療(サホライドや3MIX)で乳歯の期間を乗り越えました。
そのかいあって、虫歯のない永久歯列を完成させることが出来ました。次に、言葉巧みに歯列矯正に誘導し、どこから見ても完ぺきな笑顔(親バカです)になる歯並びを作りました。
メンテナンスに通うことで、虫歯は初期のうちに発見して即日処置。親知らずの抜歯は大学病院に依頼。現在は1児の母になりました。
「なんでうちには銀歯がないの?友達はみんな入っているのに?」と質問されましたが、「そんなの入れるわけないだろう!」でおしまいです。
歯列矯正とメンテナンス、これがその後の私のスタンダード治療になりました。
